退職代行サービスを使ってみたいけど、人気のものは?
ブラックな職場環境で働く多くの看護師が利用する、いま話題の退職代行サービス。
退職代行業者は数多くあるので、どこに依頼すべきか迷いますよね。
この記事では、看護師にオススメの退職代行サービスを厳選して3つ紹介しています。
この記事で解決できる悩み
- 人気の退職代行サービスを知りたい
- 退職代行サービスを選ぶ時のポイントは?
この記事では、退職代行サービスを選ぶ際の失敗しないポイントから利用することで起こるメリットやデメリットなど紹介しています。
退職代行サービスで失敗したくない看護師さんにぜひ読んでほしい内容となっています。
この記事で解説する内容は、大きく分けて5つです。
この記事で分かること
看護師として忙しい日々を過ごし、退職に悩む看護師さん向けに、パッと見て分かりやすいようまとめてみました。
サービス名 | 退職代行モームリ | 退職代行ガーディアン | 退職110番 |
運営主体 | 民間企業 | 労働組合 | 弁護士事務所 |
労働組合 | 労働環境改善組合 提携 | 東京労働経済組合 | 無し |
弁護士 | オーシャン綜合法律事務所 監修 | 無し | 弁護士法人あおば |
料金 | 22,000円(税込) | 24,800円(税込) | 43,800円(税込) |
追加費用 | 無し | 無し | 有り |
連絡方法 | LINE メール | LINE | メール |
総合評価 |
退職代行サービス選びに失敗しないための3つのポイント
「退職を考えているけれど、どうしても言い出しにくい」
退職について、こういった悩みを抱える看護師さんは多いですよね。
看護師の忙しい日々の中で、退職手続きの負担を軽減するために、退職代行サービスの利用を検討する方も実は増えています。
「1位の医療福祉業の中では、『介護施設』の実行数が最も多く、次いで『保育園・病院』が多い結果となりました。
引用:マイナビニュース
しかし、看護師が退職代行サービスを選ぶ際は、以下の重要な確認ポイントがあります。
失敗しないための3つのポイント
- サービスの運営元は?
- 料金と対応範囲は?
- サポート体制は?
ここだけは、絶対に確認しておきたい、サービスを選ぶ際に失敗しないための3つのポイントを詳しく紹介します。
1、労働組合または弁護士が運営しているか
まずは、 退職代行サービスを選ぶ際には、「運営元が誰なのか」をしっかり確認しましょう。
退職代行サービスの運営元は、主に以下の3つ。
退職代行サービスの運営元
- 弁護士
- 労働組合
- 民間企業
ポイントは、労働組合や弁護士が運営しているかを確認すること。
というのも、運営元によってサービス内容に大きな違いが出てきます。
「退職意思の伝達」だけであれば、どの業者を選択しても問題はありません。
ですが、「有休消化」等、退職の際に職場と何らかの問題がある場合は注意が必要です。
下記の表を参考にしてくださいね。
各運営元のサービス範囲
サービス項目 | 民間企業 | 労働組合 | 弁護士 |
---|---|---|---|
退職意思の伝達 | |||
有休消化の交渉 | |||
未払い給与の交渉 | |||
会社からの訴訟対応 | |||
費用相場 | 約2~2.5万円 | 約2.5~3万円 | 約5万円〜 |
「退職の意思を伝えたいだけ」の場合、最もリーズナブルに依頼できる民間業者に頼めばOKです。
弁護士運営に依頼すると出来ること
弁護士が対応する退職代行サービスの場合、法的にもしっかりとした対応をしてくれるため、信頼性が高いです。
例えば、労働法に詳しい弁護士がいることで、違法な働き方を強いられている場合でも適切に対処してもらえます。
特に職場と以下のような場合は、「弁護士運営」のサービスに依頼するのがおすすめ。
弁護士に依頼すべき人
- 残業代の請求をしたい
- 未払い賃金の請求をしたい
- 職場とパワハラ等のトラブルがある
弁護士運営の退職代行サービスのデメリットをあげると、費用が高額になること。
弁護士に依頼すると、利用料金50,000円〜程度と高め。
労働組合運営に依頼すると出来ること
労働組合運営の退職代行サービスの場合、労働者のための代理交渉が可能です。
というのも、労働組合法に代理交渉について定められいて、法的にも認められている行為です。
労働組合法6条
- 労働者の代表として使用者と話し合いを行う権利がある
- 賃金、労働時間、その他の労働条件について交渉できる
例えば、退職に関して以下のような悩みがある看護師さんは、労働組合に依頼するのがオススメです。
労働組合に依頼すべき人
- 有休消化について上司と交渉してもらいたい
- 退職金の請求について上司と交渉してもらいたい
ちなみに、公務員ナースとして働いている方は、労働組合運営の退職代行サービスには依頼できないので注意。
労働組合の退職代行サービスは、公務員には適用されないので公務員の方は利用できない。
民間企業運営に依頼すると出来ること
ここまで、紹介してきましたが退職代行を依頼する多くの方が依頼しているサービスは、民間企業が運営しているもの。
実は、「労働組合と提携していて、弁護士が監修している」といった、いいとこ取りの民間企業の退職代行サービスもあるんです。
民間業者に依頼すべき人
- 最もリーズナブルに退職したい
- 職場に「退職の意思」だけ伝えてもらいたい
民間企業が運営するサービスを選択する理由はさまざまですが、最もリーズナブルに依頼できるのがポイントです。
透明性が低いグレーな退職代行の民間業者も多いので、注意が必要
2、サービス料金と対応範囲が明確か
2つ目のポイントとして、退職代行サービスを選ぶ際には、その内容や料金が明確であることが重要。
予想外の出費を避け、安心して退職を進めるために、以下のポイントをぜひ参考にしてください。
料金について確認ポイント
- サービスの内容が明確か
- 一律料金か
- 追加費用が掛からないか
退職代行サービスの料金体系はさまざまで、追加費用がかかる場合もあります。
料金には基本プランに何が含まれているのか、追加オプションがある場合はその詳細も確認が必要です。
明確な料金設定があるサービスを選ぶことで、予想外の出費を避けられます。
3、サポート体制がしっかりしているか
3点目として重要なのは、サポート体制がしっかりしているかどうかです。
サポート体制がしっかりしていると、緊急時にも対応してもらえるため安心です。
24時間対応やLINEでのサポートなど、利用者に寄り添ったサポート体制が整っているサービスを選ぶことが重要です。
特に、看護師は忙しいシフト制の仕事でも、連絡が煩わしくないサービスを見つけましょう。
サポート体制の確認ポイント
- 無料相談ができるか
- 24時間連絡可能か
- LINEで連絡可能か
24時間いつでも、LINEで無料相談が可能なサービスを選ぶのがベストです。
看護師におすすめの退職代行サービス【人気ランキング3選】
看護師にオススメの退職代行サービス3選は以下の通りです。
サービス名 | 退職代行モームリ | 退職代行ガーディアン | 退職110番 |
運営主体 | 民間企業 | 労働組合 | 弁護士事務所 |
労働組合 | 労働環境改善組合 提携 | 東京労働経済組合 | 無し |
弁護士 | オーシャン綜合法律事務所 監修 | 無し | 弁護士法人あおば |
料金 | 22,000円(税込) | 24,800円(税込) | 43,800円(税込) |
追加費用 | 無し | 無し | 有り |
連絡方法 | LINE メール | LINE | メール |
総合評価 |
独自アンケートや、口コミ、各特徴を比較した結果、上記の結果となりました。
以下に特徴を紹介していきます。
とにかく透明性が高くて安心!退職代行モームリ
サービス名 | 「退職代行モームリ」 |
運営会社 | 株式会社アルバトロス |
代表者 | 谷本 慎二 |
料金 | 正社員22,000円(税込) アルバイト12,000円(税込) |
連絡方法 | LINE、メール |
退職代行モームリは、ここ最近メディアでの露出も多く認知度がかなり上がっています。
2024年ゴールデンウィーク明けには、利用者数がどっと増えたことから多数のニュースサイトでも取り上げられています。
4月1日から22日までの間に、988件の退職代行の依頼があり、うち新卒者からの依頼は153件です。昨年4月は全体で146件でしたので、このまま推移すれば、1年前と比べ依頼者数は全体で10倍近くになりそうです
引用:ヤフーニュース
そんな退職代行モームリのオススメポイントは以下の5つ。
ここがオススメ!
- 料金がリーズナブル
- アルバイト料金がある
- 労働組合と提携で交渉可能
- 弁護士監修で安心
その他の特徴として、透明性が高いというのがポイント。
YouTubeやX等のSNSで、実際に「退職代行を実施している様子」や、「今日の退職者数」を見ることができます。
退職代行を利用することが初めてだと、不安も大きいですよね。
監修弁護士の名前や、代表の顔も確認することができるので、より安心してサービスを受けたいという方に特におすすめです。
\ テレビでも話題!退職率100%/
老舗の労働組合が運営する退職代行ガーディアン
サービス名 | 退職代行ガーディアン |
運営元 | 東京労働経済組合 |
代表者 | 長谷川義人 |
料金 | 24,800円(税込) |
対応地域 | 全国 |
連絡方法 | LINE |
退職代行ガーディアンは、東京都労働委員会に認証されている法適合の合同労働組合が運営するサービスです。
合同労働組合とは?
労働者の権利を守るための団体で、法律に基づいたサポートを提供できる
労働組合が運営する退職代行サービスは、実は多くはありません。
労働組合が運営する1番のメリットは、「職場と交渉してもらえる」こと。
これによって、「有休消化」や「退職金の請求」など、退職条件について会社と交渉してくれます。
労働組合運営のため違法性なく安心して退職できるメリットがあります。
そのほかにも、こういったメリットがあります。
ここがオススメ!
- 料金がリーズナブル
- 労働組合運営歴20年の老舗
労働組合運営歴が長いので、労働に関するトラブルにも様々対応しておりノウハウが蓄積されています。
安心して依頼できると言えますね。
\ 労働組合運営で安心! /
弁護士法人の運営で、圧倒的な信頼感!退職110番
サービス名 | 「退職110番」 |
運営会社 | 弁護士法人あおば |
代表者 | 相川祐一朗弁護士 |
料金 | 全雇用形態一律 43,800円 (税込) |
連絡方法 | メール |
退職110番は、「弁護士法人あおば」が運営する退職代行サービスです。
弁護士法人とは、複数の弁護士が集まって設立された法人で、職場の労働問題に関するプロでもあります。
「退職110番」は、退職の際に自分1人では難しい法的なサポートが必要な場合にも、対応してくれます。
ここがオススメ!
- 弁護士法人運営なのに連絡がメールで手軽
- 有休消化や、未払い賃金の請求が可能
法的トラブルにも対応できるため、安心して利用できます。
例えば、会社が退職を拒否した場合でも、弁護士のサポートでスムーズに解決できます。
\ メールで気軽に相談できる! /
退職代行サービスを利用する4つのメリット
ここからは、看護師が退職代行サービスを利用することで、どういったメリットがあるかをまとめていきます。
メリット4つ
- ブラックな職場をすぐに辞められる
- 退職意思を確実に示せる
- 苦手な上司や同僚に顔を合わせる必要がない
- 面倒な退職手続きをしなくて済む
①ブラックな職場をすぐに辞められる
看護師特有の過度な残業や、回数の多い夜勤…と過酷な環境から退職を決意して、すぐに抜け出すことができます。
選択するサービスによっては、即日退職できるケースもあります。
ブラックな職場で精神的・肉体的にも負担が増え続けるより、思い切って依頼すると悩みが解決されますよ。
②退職の意思を確実に示せる
退職を決意しても、なかなか言い出せずにズルズルと長引いてしまうことはありませんか?
今後のキャリアの不安や、残されたメンバーへの配慮など理由は様々ですよね。
そういった時に、退職代行サービスに依頼することで「確実に退職の意思を示すことができます」
「自分が辞めてしまうことで職場は、まわるのかな…」と、一歩を踏み出せず思い詰めてしまうような、優しい看護師さんは特におすすめです。
③苦手な上司や同僚に顔を合わせる必要がない
退職代行サービスを利用することで、苦手な上司に退職を伝えることなく、代行業者が代わりに連絡してくれます。
特に、看護師の業界は先輩からのパワハラも多いのが事実。
退職に関して言い出せない雰囲気、あるあるですよね。
職場での人間関係に悩んでいる場合、退職代行サービスを利用することでストレスを軽減できますよね。
④面倒な退職手続きをしなくて済む
退職が決まっても退職手続きは、わりと大変です。
離職票の発行、社会保険や雇用保険の手続き、年金の切り替えなど、さまざまな手続きを順序立てて進める必要があります。
そういった時間のかかる退職手続きも、退職代行サービスに依頼するとサービスの範囲内で実施してもらえます。
次のステップに進むためにも、時間の節約になりますね。
退職代行サービスを利用する3つのデメリット
デメリット3つ
- 依頼費用がかかる
- 直接のコミュニケーション不足が起きる
- 職場での印象の悪化
①依頼費用がかかる
退職代行サービスを利用するには費用がかかります。
自分で退職を伝えて、退職手続きを進めるのはもちろん無料。
比較してしまうと、費用がかかることがデメリットと言えます。
②直接のコミュニケーション不足が起きる
退職代行サービスを通じて退職を伝えるため、職場との直接のコミュニケーションが減少します。
苦手な上司と顔を合わせず退職できるメリットがあります。
逆に言うと、これにより円滑な引き継ぎや誤解の解消が難しくなることがあります。
退職代行サービスに依頼する際は、退職理由等の伝えて欲しい内容を明確に依頼しておきましょう。
③職場での印象の悪化
退職代行サービスを利用することで、職場に対して「逃げるように辞めた」という印象を与えてしまうことも。
これが、後々の人間関係や職場評価に影響を及ぼす可能性もあります。
今後関わることは無いと考えると、そこまでデメリットにはならないかもしれません。
それよりも自分の身体が大切ですよ。
本当に親身に自分を心配してくれている同僚は、退職代行を利用するほど思い詰めていたのかと、理解を得られるはず。
退職代行サービス利用の流れ
退職代行サービスを利用した際の流れは、以下の通りです。
サービス利用の流れ
- 相談
- サービス料金の支払い
- 退職代行業者が職場へ連絡
- 退職に関する手続き
- 退職完了
①相談
まずは相談から始めます。無料相談を行っている業者も多いです。
退職代行サービスに連絡して、現状を相談します。例えば、電話やメール、LINEなどで相談が可能です。
無料相談を利用して、サービス内容を詳しく確認しましょう。
②サービス料金の支払い
相談の上、サービスの内容に納得したら料金を支払います。
料金を支払い、正式に退職代行サービスを依頼します。
支払い方法は、クレジットカードや銀行振込で支払いができる場合が多いです。
支払い方法や金額を確認して、手続きを進めましょう。「あと払い」可能なサービスもあります。
③退職代行業者が職場へ連絡
退職代行会社があなたに代わって職場に連絡を取ります。
退職の意思を会社に伝える手続きを代行してもらいます。
例えば、電話や書面で退職の意思を伝えてもらいます。
こちらが職場に連絡する必要は無く、やり取りを代行してもらえるので安心。
④退職に関する手続き
退職に関する必要な手続きが実施されます。
退職代行業者が、必要な書類を作成し職場に提出してくれます。
例えば、退職届や退職証明書などの書類手続きの代行など。
自分で記載が必要なものは、代行業者からこちらへ連絡があります。
⑤退職完了
退職が完了したら、報告を受けます。
こういった感じで、退職代行業者から退職完了の連絡がきます。
退職実施までの進捗状況も教えてもらうことができるので、安心です。
退職代行サービスを利用する際の注意点3つ
看護師が退職代行サービスをいざ利用するにあたって、注意点もあります。
事前に、以下のポイントを確認しておくことが大切です。
注意点4つ
- 職場から私物は持ち帰っておく
- 職場からの借り物は職場へ置いておく
- 寮などに住んでいる場合は、転居先を確保しておく
職場から私物は持ち帰っておく
退職代行サービスの理由を決めたら、私物は事前に持ち帰っておきましょう。
ロッカーやレターボックスにある私物を忘れてしまうと後で取りに行く手間が発生します。
病棟に置いてある、自分の聴診器や筆記用具なども忘れずに!
職場からの借り物は、職場へ置いておく
職場の備品は返却しておきましょう。
職場から借りているものがあれば、元々あった場所に戻しておきましょう。
ちなみに、制服や名札などの貸与品は退職手続き実施後に、職場に郵送の指示がある業者がほとんどです。
③寮などに住んでいる場合は、転居先を確保しておく
現在、職場からの福利厚生の一環として寮などに住んでいる場合は、転居先を事前に確保しておきましょう。
退職日までに引っ越しの準備を整えておくと安心です。