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【看護師を辞めた理由は?】退職したナース30名の職場の実態と体験談を暴露

今の職場を辞めたいけど、なかなか踏み出せないな…。

職場環境に満足していない看護師さんも多いですよね。

実際に看護師の離職率は毎年11%前後で横ばい。

資格を持っていても、職場に所属していない「潜在看護師」も全国で71万人ほどいます。

それだけ、看護師の仕事は重労働だし職場環境がブラックな場所が多いのも事実。

この記事では、「退職して一歩を踏み出した看護師さん30名」に独自アンケートをまとめたものになります。

この記事で解決できる悩み

  • 看護師の退職時の体験談を知りたい
  • 退職すべきか続けるべきか判断したい

この記事では、30名の看護師のリアルな職場環境や体験談のほか、看護師が退職を考えるべきチェックリストもまとめました。

新卒からベテランナースまで退職時のリアルな体験談を知ることができ、あなたも退職すべきかどうか判断できる内容になっています。

この記事で解説する内容は、大きく分けて5つです。

この記事で分かること

看護師として忙しい日々を過ごし、退職に悩む看護師さん向けに、パッと見て分かりやすいようまとめてみました

目次

実際に【看護師が辞めた理由】をランキング形式で解説

花束の画像

看護師が退職を考える理由はさまざまですよね。

以下は、看護職員就業状況実態調査結果による、看護師の退職理由をまとめたものです。

上から、割合の多い順になっています。

看護師の退職理由

退職理由割合 (%)
出産・育児のため22.1
結婚のため17.7
その他19.7
他職への興味15.1
人間関係がよくないから12.8
超過勤務が多い10.5
夜勤の負担が大きいため10.4
本人の健康状態のため8.6
給与に不満があるため8.6
休暇がとれない・とりづらいため8.0
定年退職のため7.9
家族の健康問題・介護のため6.9
通勤が困難なため6.3
無回答6.5
教育制度が充実していないため4.4
進学のため4.1
他分野(看護以外)への興味4.1
責任の重さ・医療事故への不安があるため3.7
看護職員にむかなかったため0.6
キャリアアップの機会がないため0.4
看護職員就業状況等実態調査結果

看護師の退職理由の1〜3位は?

この調査結果を見てみると、上位3つの理由は以下になります。

  1. 出産・育児のため: 22.1%
  2. 結婚のため: 17.7%
  3. 他職への興味: 15.1%

結婚や出産といったライフステージの変化は、看護師が退職を決意する大きな要因になりますよね。

家庭と仕事の両立が難しくなり、育児や家事に専念するために退職を選ぶ看護師も多いのが事実。

また、看護師として働いているとやっぱり気になるのが「他の職種」ですよね。

この記事を読んでいるあなたも、一度は他の職業に興味を持ったことはあるんじゃないでしょうか?

私も看護師3年目ごろから、他職(美容系)への興味がありました。結局行動に移せませんでしたが…。

看護師を辞めた理由、30名のリアルな体験談を紹介!

看護師と聴診器

ここからは、実際に独自アンケートで回答していただいた、退職済み看護師さん30名の体験談を紹介します。

どの体験談も、「分かる!!!」と同じ看護師なら、頷きながら読めるはず。

退職した際の年数や、退職に至るまでの経緯について赤裸々に教えていただいたので、参考にしてみてくださいね。

看護師辞めた30名の体験談

健康と家庭生活のバランスを取るため

総合病院を退職

救急看護師としての7年間、忙しさと残業に追われる日々が続きました。特に、救急搬送件数の多さ、緊急処置などの緊急事態が重なることが多く、家族との時間が減少し、体力的にも限界を感じることが多くなりました。最終的に、健康と家庭生活のバランスを取るため、退職を決意しました。

看護師19年目
  • 忙しさと残業に追われた
  • 救急搬送件数の多さ、緊急処置
  • 家族との時間が減った
  • 体力的にも限界

ゆっくりした生活を送りたくて退職

総合病院を退職

看護学校卒業後に就職した大学病院を10年目で退職しました。退職しようと思ったきっかけは、仕事の忙しさから体調を崩し、偏頭痛がひどくなってしまったことです。頭痛薬を飲みながら働く毎日でしたが、一度ゆっくりした生活を送りたいと思い退職しました。

看護師10年目
  • 忙しさから体調を崩した
  • 偏頭痛がひどくなってしまった

休みがとれる職場に変えたくて

総合病院を退職

総合病院なので夜勤や残業なども多く、決まったシフトもあってなかなか思うように休みも取れなく、仕事も大変だった。あまり自分のための時間も作れずに、体調を崩すこともあったので、休みなども取れる職場で仕事をしようと考えて退職しようと思った。

看護師2年目
  • 夜勤や残業が多い
  • 休みが取れない
  • 自分のための時間が作れない
  • 体調を崩した

心が病んでしまった

総合病院を退職

新人の頃から仕事の覚えが悪く、要領も悪かったのでよく注意され、お局さんに目をつけられていました。慣れてきても職場の上司に嫌味を言われる日々が続き、仕事量と責任は増える一方、心は次第に病んでいったのでこのままではまずいと思い退職しました。

看護師5年目
  • お局に目をつけらた
  • 上司に嫌味を言われた

ジレンマがあって退職

精神科病棟

理由は2つあります。娘が1歳半の頃、急性弛緩性脊髄炎という難病に罹患して約4ヶ月の入院治療が必要となり常勤で付き添いする時間が確保できなかったからです。2つ目はいくら心神喪失で無罪になったからといえ、重大な他害行為を起こした対象者の社会復帰支援をすることにジレンマを抱えていたからです。

看護師16年目
  • 家族の付き添いの時間が確保できなかった
  • 業務にジレンマができた

育休を取得せず退職

総合病院を退職

第2子を授かり、妊娠中であったが当時コロナが流行し人手不足でコロナ病棟の配属となったことが大きかった。また、出産後小さな子供2人を病院の保育所に預けて夜勤をすることが困難だと思い、育休を取得しないで退職を決めました。

看護師7年目
  • 人手不足でコロナ病棟の配属となった
  • 小さな子2人いて夜勤が困難だった

体調を崩してしまった

総合病院を退職

私の場合は、奨学金と引き換えに、その病院に就職して何年間か働くことを条件のもとに就職したのですが、体調を崩してしまい転科などもさせて頂いたのですが、結局働き続けることが困難になってしまい、退職するに至りました。

看護師1年目
  • 体調を崩してしまった
  • 働き続けることが困難になった

給料が安かったため

総合病院を退職

毎日の業務量が多く、残業も月40時間近くあった。残業は多かったが20時間を超えるとサービス残業で給料は発生せず、夜勤も多いと7回くらいありましたが、給料がかなり安かった。普通のOLの方と同じくらいの給料なのに、命を扱う責任が大きく割に合わないと感じたため。

看護師6年目
  • サービス残業で給料が出なかった
  • 夜勤も多いと7回あった
  • 給料がかなり安かった

他科に興味をもったため

総合病院を退職

総合病院ではなく、美容皮膚科に興味を持ったため。
総合病院の中に皮膚科はありましたが、自由診療の皮膚科で働きたいと思ったため、転職を決意しました。
美容皮膚科で勤務するとなると、個人病院でしか働くことができないためです。

看護師3年目
  • 他科に興味をもったため

体力的にきつくなったため

総合病院を退職

看護師の人数が足りなくて常に人手不足の状態でしたし、体調を崩して休む人も多かったので代わりに夜勤を任されることが多くなり、体力にきつくなって辞めることにしました。現場も常にピリピリしていて職場全体の雰囲気が良くなかったので、このままだと精神的にも追いつめられると感じて退職すべきだと感じました。

看護師8年目
  • 常に人手不足
  • 体力的にキツくなってきた
  • 職場全体の雰囲気が良くなかった

給与が低かったため

総合病院を退職

手術室看護師だったため、夜勤が少なく、それに伴い夜勤手当も少なかったため、病棟看護師に比べて給与が年間80万ほど少なかった。
自分の頑張りによって報酬がもらえるインセンティブ制度のある美容クリニックで頑張って稼ぎたいと思ったから。

看護師6年目
  • 夜勤手当も少なかった
  • インセンティブ制度で稼ぎたかった

文句や不満から疲労してしまった

総合病院を退職

小児科の看護師として働いていましたが、大きな病院だったこともあり、日々の入退院、手術の件数も多く、とても忙しい病棟でした。夜勤の回数や残業も多い割に給料は普通といった感じで不満がありました。また、小児科だったため、患者の親から文句や不満を言われることも多く、疲労してしまったため、もう少し落ち着いていて給料もいい病院に転職しようと思い、退職を決めました。

看護師4年目
  • 手術件数も多くとても忙しかった
  • 夜勤や残業が多いのに給料が普通
  • 患者家族からの文句や不満から疲弊してしまった

自分がしたい看護ができているのか疑問が増えた

総合病院を退職

プライベートで問題があり新しい環境で働きたかった。
忙し過ぎて一人一人の患者さんに時間をかけられなかったために自分がしたい看護を提供できているのかと疑問を抱くことが増えたため。
有給がとれなかった、希望休が通らない時がある。

看護師4年目
  • 忙しすぎて患者さんに時間をかけられなかった
  • 有給がとれなかった
  • 希望休が通らない時がある

技術的な面で心配に

デイサービスを退職

看護師経験13年目の時はデイサービスで子供も成長してきて看護師としてこのままでいいのかと心配になってきたから。(技術的な面で)

看護師13年目
  • 技術的な面で心配になってきた

働きながら子供を育てていく想像ができなかった

大学病院を退職

結婚を機に、出産・育児のことを考えることが増えました。夫婦ともに同じ手術部で働いているのですが、このまま働きながら子どもを育てていく想像ができず退職することを決めました。また、夫婦ともにヨーロッパを旅したいという夢があり、子育ての前に悔いなく実行したいと思ったことも1つのきっかけです。

看護師5年目
  • 働きながら子供を育てていく想像ができなかった
  • 子育ての前に夫婦の夢を実現したかった

夫の転勤のため退職

総合病院を退職

結婚をし、夫の転勤があったため退職しました。師長には退職したいと伝えた時にもう少し病院で働いてほしいと言われました。しかし夫と遠距離の経験があり、結婚するにあたって夫と一緒住み、近くで生活を支えたいと説明し、了承していただきました。

看護師8年目
  • 結婚をし夫の転勤があったため

キャリアに不安があった

美容皮膚科クリニックを退職

美容看護師の将来性やキャリアに不安を感じたため

看護師5年目
  • 将来性やキャリアに不安を感じたため

ライフワークバランスを保ちにくいため

検診センターを退職

業務内容が単調でルーチンワークのように感じやりがいを感じられませんでした。また正社員の方でキャラがとても濃い方がいて、その人と一緒に業務にあたるとストレスを多く感じました。さらに朝6時前集合などがあり、ライフワークバランスを保ちにくいと感じ退職しました。

看護師13年目
  • ルーチンワークでやりがいを感じられず
  • 相性が合わない看護師がいた
  • 朝6時前集合があった

同棲開始により引っ越すことになったため

総合病院を退職

どうしても苦手な職員がおり、その職員のせいで嫌な思いをしていました。仕事そのものは楽しくやりがいもあったので悩みましたが、人間関係でのストレスが溜まり続けていました。そのタイミングでパートナーと同棲を開始することになり、遠方に引っ越すためになったため退職に踏み切りました。

看護師12年目
  • 苦手な職員がいた
  • 人間関係のストレスが蓄積した
  • 引っ越しが必要になったため

プライベートを充実させたかった

一般病院を退職

リーダーや委員会が忙しく業務にも急性期で忙しく家でゆっくり休む暇もなく疲れてしまったからです。そのためあまり忙しくなくて定時出社、定時退勤が出来る病院でのんびり働きプライベートを充実させようと思ったからです。

看護師5年目
  • リーダーや委員会が忙しかった
  • プライベートを充実させて働きたかったから

家庭優先にできず退職

クリニックを退職

子供が生まれてから、子供優先にしたいと思いパートで働き始めました。新しいクリニックで最初は、希望通りの勤務形態で仕事ができていたが、年数を重ねる毎にもちろん患者は増えて仕事の量もふえました。そこまではよかったのですが、辞める2~3年前より人間関係も良くなく、休日出勤やサービス残業、家庭優先に出来ない状況で辛かった為退職を決意。丁度、主人が事業拡大するので、手伝う事になったという理由で退職。

看護師14年目
  • 仕事の量が増えた
  • 人間関係が悪くなった
  • 休日出勤やサービス残業が多かった

体力的にムリだったから

総合病院を退職

職場を退職しようと思った経緯としては、なんといっても体力的に無理と思うようになったからです。かといって、その職場でキャリアを目指すこともできないと思ったので、退職して、別のところを探すことにしました。

看護師18年目
  • 体力的にムリだった
  • その職場でキャリアを目指すことも出来なかった

ボーナス1ヶ月分無し

総合病院を退職

仕事内容の割にお給料が他の病院に比べて良くなかったことです。また職長とも上手くいっておらず同僚とは関係は良かったのですが、なかなか頑張ってもお給料があがらない、ボーナスも1ヶ月分しかでないと不満が募ってしまい退職しようと思いました。

看護師3年目
  • 給料が他の病院に比べて良くなかった
  • 給料が上がらない
  • ボーナス1ヶ月分無し

大量に退職者が出た

有料老人ホームを退職

人間関係があまり良くなかったことと、サービス残業が多かったので精神的に持たなくなり退職を決意しました。あとは、1年で大量に退職者が出たのもタイミングだと思ったからです。

看護師5年目
  • 人間関係があまり良くなかった
  • サービス産業が多かった
  • 1年で大量に退職者が出た

子供に寂しい思いをさせてしまっていた

介護老人保健施設を退職

産休、育休を経て、正社員の時短勤務で復帰しました。病院施設内の老健だったので、病院内の託児所に子供を預けて仕事をすることができました。しかし、子供が体調を崩すたびに仕事を休むことになり、職場のスタッフに申し訳なく感じるようになりました。預けてまで仕事をすることで、幼い子供にも寂しい思いをさせてしまっていると思うようになりました。悩んでストレスになるより、私は育児に専念した方がよいと感じ、退職することにしました。

看護師4年目
  • 子供が体調を崩すたび、休むことに
  • スタッフに申し訳なく感じるように
  • 幼い子供に寂しい思いをさせてしまっていた
  • 悩んでストレスになった

パワハラにあった

一般病院を退職

何年も前より退職は考えながら勤務していましたが、コロナの時期にスタッフも辞める方も多く、ずっとスタッフ不足のまま行っていましたが、それでも家族の急な体調不良や子供の風邪などにて、お休みを一日頂くだけでも酷い態度を取られたり、パワハラにあったりと散々な目にあい、ようやく退職する事が出来たしだいですか。

看護師15年目
  • コロナ禍で辞めるスタッフも多かった
  • 人手不足が続いた
  • 家族の急な体調不良で休みを取ると酷い態度をとられた
  • パワハラにあった

昇給制度が無かった

総合病院を退職

三交代制の勤務であり、夜勤回数が多く体調管理が大変でした。体調管理をしながら、プライベートを充実させるのが困難で、何の為に仕事をしているのだろうと思うようになりました。新卒で入職した病院だったのですが、給料面では充実していました。しかし、昇給制度がなく先々を考えると物足りなさを感じるであろうと思い、退職しました。

看護師2年目
  • 夜勤回数が多く体調管理が大変
  • 昇給制度が無く物足りなさを感じた

委員会等でも残業が多かった

総合病院を退職

急性期病院で忙しく、委員会等も含め残業が多く定時で帰れる事はあまりなかった。また人手が足りないと言われ土日勤務は必須であり土日の希望休を取得するためには予定の中身まで伝えないと取得できず、プライベートの確保が難しくなつたため。

看護師6年目
  • 残業が多く定時で帰れることはあまり無かった
  • 人手不足だった
  • 土日勤務が必須
  • 予定の中身まで伝えないと休みが取れない

妊活のため

総合病院を退職

夜勤ありの病棟勤務をしていた時、結婚をし子供が欲しいと感じていました。ですがなかなか授かることもできず、体調も崩しがちだったため思い切って退職しました。残業が多く、仕事のあとでは妊活のクリニックの営業時間に間に合わなかったことも理由の一つです。

看護師5年目
  • 体調を崩しがちだった
  • 妊活をするため
  • 残業が多かった

応援ナースになるため地方移住

総合病院を退職

看護師4年目になり、同僚がどんどん退職したりキャリアアップのため資格取得や転職をする中、このままでよいのかと不安になった。残業や人間関係も良く無く、環境を変えたかったため応援ナースをすることを決意。地方に移住した。

看護師5年目
  • 同僚のキャリアアップに不安になった
  • 応援ナースをするため地方移住をした

退職した方が良い?看護師が退職を考えるべきチェックリスト

チェックリストの画像

30名の看護師の皆さんからの体験談はさまざまな理由からでした。

特に、退職理由として多かったのが、以下の5つの悩みからでした。

退職理由の悩み

  1. 労働環境の悩み
  2. 給料の悩み
  3. 結婚、育児に関する悩み
  4. キャリアアップの悩み
  5. 心身のストレスの悩み

この記事を読んでいるあなたも、今の職場で「看護師を続けるべきかどうか?」悩んでいますよね。

長年同じ職場にいると、自分の職場環境について見直すタイミングは少ないもの。

体験談の悩みから職場環境のチェックリストを作ったので、自分の職場とぜひ比較してみてください。

このチェックリストに全て満足が言っていれば、今の職場で続けていけるかもしれません。

労働環境はどう?

看護師の仕事は長時間勤務や夜勤が避けられず、労働環境が厳しいことが多いですよね。

労働環境については、働く看護師の平均値と合わせてチェックしてみてください。

  1. 休暇は取りやすい?
  2. 平均夜勤回数は?
  3. 残業はどのくらい?

看護師の平均値は…

  • 年間平均休日:116.6日
  • 1ヶ月の平均夜勤回数:2交代(4〜5回)3交代(7〜8回)
  • 日勤時の時間外労働時間:就業前(22.1分)就業後(46.3分)

年間平均休日のほか、「休みを取りたい時に有給申請ができるか?」といった、職場環境の良さも大切ですよね。

給料はどう?

看護師の仕事は、かなり重労働。

労働に対する対価はきちんと受け取りたいものです。

  • 残業代がきちんと出るか?
  • 昇給制度はあるか?

恐ろしいことに、私の以前の職場は手書きで残業時間を申請する方式でした。

タイムカードではなく、手書きです。

実際残業しているのに、特に経験年数が短い頃は先輩や上司から「残業は書かないで」なんて言われることも…。

今考えるとありえないですよね、数万円もしくは数十万損していたかも。

育児に関する制度は整っているか?

実際に、妊娠・出産を控えている方は以下のポイントを確認してみることも大切です。

  • 産休前の働き方の確認
  • 産休後の職場の確認
  • 託児所や院内保育園があるか

他にも、実際に産休育休を経たママナースが職場にいるかどうか気にしてみるのがおすすめ。

スキル・キャリアアップを応援してくれる職場か?

看護師としての成長を求めて、新しい分野でスキルを磨きたいという場合は、以下のポイントもチェック。

  • スキルアップ制度は整っているか?
  • 研修費用を負担してくれるか?

研修費用の職場全額負担は、なかなか難しいかもしれません。

私が勤めていた職場は、研修費の半額負担をしてくれました。

心身の健康に問題が起きてないか?

看護師が、ストレスや過労が原因で健康を損ねることも、退職の大きな理由です。

人間関係が影響していることもありますよね。

患者さんのケアを行う一方で、自分自身の健康管理も大切。

以下に多くチェックがつく場合は、要注意。

周囲にサポートを求めたり職場変えることも検討してみてください。

  • 気分が落ち込んでいる
  • 仕事への意欲が減少している
  • 不安やストレスを強く感じる
  • 集中力が低下している
  • 自分の価値を低く感じる
  • 疲労感が常にある
  • 頭痛やめまいが頻繁にある
  • 睡眠の質が悪い、または眠れない
  • 食欲が大きく変わった
  • 消化不良や胃の不快感がある

心身のバランスが崩れている場合は、必ず休息をするようにしてくださいね。

まとめ

看護師が退職を考える理由には、出産・育児、結婚、他の職業への興味、人間関係のトラブル、過剰な残業などがあります。

退職を考えるのは自然なこと。

自分の気持ちを大切に、まずは自己分析や信頼できる人に相談してみましょう。

また、スキルアップやワークライフバランスの見直しも検討してみてください。

前向きに次のステップを踏み出すことが重要です。

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